History

傳來工房の歴史と実績

D・MOD(ディーモッド)は傳來工房で生まれたエクステリアプロダクトのシリーズです。傳來工房はものづくりの街京都で、平安時代から続く老舗の金属鋳造メーカーです。これまで、重要文化財の復元や、皇居御用達の仕事をはじめ、数多くの物件を手がけてきました。

受け継がれる傳來の銘

平安初期、弘法大師(空海)によって密教とともに仏像や仏具などの青銅鋳物、すなわち当時最先端の蝋型(ろうがた)鋳造でした。その高度な技術を会得した優れた職人「御鋳物師」たちにより鋳造技術集団「傳來」が発足されました。

なかでも最高の技量の持ち主であると認められた一番弟子によって「傳來」の銘は受け継がれ、それが今日の傳來工房の礎となっています。

傳來の銘が刻まれた鋳物板

重要文化財の復元工事まで

鋳造技術は時を経て、意匠の変化や様々な技術的分流を生み出してきました。そんななか、傳來工房では長年培った蝋型鋳造の技術をもとに建築分野へ進出。

材料に新たにアルミを用いることで軽量化や自由な加工性を実現し、皇居などの意匠金属工事のほか、重要文化財の復元工事なども数多く手がけてきました。

皇居の橋の装飾金物

国内屈指のVプロセスライン

傳來工房では、源流となる蝋型鋳造の技術を伝承する一方で、近代的な機械部品の鋳造、さらには現代的な美術工芸品や建築金物の製造へと進出。昭和47年には建築物の大型キャスト製品の受注生産に対応するため、新鋳造技術「Vプロセス」の設備を業界でいち早く導入しました。

Vプロセス鋳造設備

仏具から現代建築へ

国内屈指の規模を誇るこのVプロセスラインにより、これまで蝋型鋳造で培ってきた原型技術・木型技術を近代建築の場で活かすことが可能に。

村野藤吾氏、黒川記章氏、礒崎新氏ら著名建築家をはじめ、彫刻家、デザイナーのイメージを忠実に形にするVプロセスの登場は、まさに美術としての鋳物が私たちの手に届く素材になった証でもあります。

街中に設置されたフクロウの鋳物彫刻

ディーズガーデンの誕生

平成14年、デザインと品質にこだわったガーデンエクステリアブランド「ディーズガーデン」は誕生。新技術、新素材を取り入れ、新たな伝統の創造を目指しました。

約20年、ディーズガーデンでは、洋風住宅にマッチする可愛らしいガーデンエクステリア製品を生み出してきました。カンナ物置をはじめとする唯一無二の製品は今もなお愛され続けています。

ディーズガーデンの玄関まわり施工例

新しい世界観 D・MOD

近年、住まい環境は装飾的だった洋風住宅から無駄を削ぎ落としたシンプルモダン住宅へシフトしてきています。

私たちから生まれる「モダン」、それは建築様式ではなく、削ぎ落とすことでも、効率化でもありません。D・MODのモダンとはその時代の最先端であり続けること、そして新しいエクステリアの価値をつくっていくことです。

夕暮れのD・MODシェッド設置例

Timeless Craft Modern

私たちの母体である傳來工房が1200年以上にわたって磨き上げてきた『本質を形にする力』を現代の住宅に合わせて解き放つブランド。

私たちはいつの時代も、本物を求める方々のために、その時代の最高の技術をカタチにします。